批評学園

日常・非日常を批評するブログ。

 大宮の『鉄道博物館』がオープンしましたってね。こりゃなかなか面白そうッス。いや、別に鉄道マニアなわけでもなんでもないんだけどさ。博物館とかその類のモノは結構好きなので…。やっぱり、博物館ってのは祭なんだよ。
 しかも、この『鉄道博物館』はかなり本格派って感じだね。規模も大きいし、金も掛かってるようで、俺が今まで見た博物館の中でも抜群って感じ。こりゃ鉄道にそこまでの思い入れがなくても楽しめそうだね。ていうか、こんなに興奮してるのは、『タモリ倶楽部』を観たからなんだけどさ。先週今週と二週連続で特集してたよね。
 世に博物館というのは数あれど、なかなか本当に楽しめるものっては少ないよ。貴重な品が置いてあったりはしても、祭だっていうことを忘れてるんじゃないかって作りの所が多い。あ、祭だと思ってるのは俺だけか…。
 ただ、専門家が感心して閲覧するってだけが博物館じゃないでしょう。啓蒙ってわけじゃないけど、さほど興味を持っていなかった人が、博物館に来ることによって興味を持つ…みたいな、その展示物の面白さを引き出すような演出や工夫をすることが博物館の任務の一つだと思うんだけどね。
 俺的に思い出に残ってる博物館といえば…例えば、両国の『江戸東京博物館』なんてのは、規模や演出方法なんかを鑑みても、合格点いってるっしょ。大きいってだけでも、高揚感を誘発するよ。あのワケの分からない形状の建物もイイよね。間違ったイメージの近未来みたいなさ。フツー、江戸東京博物館といったら、日本の伝統的建築みたいな方向でいくと思うんだけど、さすが、分かってらっしゃる、両国の下町にヘンテコなハイテク風の建物が建っているっていう不条理さこそが東京であり、日本なんだよね。深読みしすぎかな。
 博物館でいえば、お台場の辺りにある『船の科学館』もなかなかイイ。あれこそ、建物が船の形していたりのベタさ加減だけど、そういう、順当に期待に応えていくって演出も勿論アリ。しかも、笹川良一氏の銅像があったりして、圧巻の一言。なんといってもA級戦犯ですからね。
 もちろん、南極観測船に実際に乗れたり、肝心の中身の方も充実。なにより、お台場のウカレた町並みや馬鹿カップル達を背に、船の科学館なんて行ってるっていう時点で勝ち組だよ。贅沢な代物です。
 後は…新横浜の『ラーメン博物館』なんてのは博物館の中に入らないか。でも、アレも昭和三十年代博物館みたいに考えたら、悪くないんじゃないのかな。雰囲気がイイからね。
 他には、箱根の『彫刻の森美術館』なんかも、大きくてテーマパークみたいに遊べるし、『三鷹の森ジブリ美術館』は、祭ってことを良く分かった作りだ。
 ていうか、本当にベタな博物館(?)しか見てないみたいでカッコ悪いね。もっと色々マイナーなのも見た気がするけど、やっぱり有名ドコは作りもしっかりしてるし、安定感がある。大型遊園地なんかは結構不況らしいえけど、これからは、博物館やテーマパーク、ショッピングモールなんかが融合したような建物が増えていくんじゃないかな。しかも、ディズニーに倣って、コンセプトをはっきりさせたようなものがさ。みんな、日常に祭を作るのに必死なのだから。
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